いよいよプリキュアを描こう

   ある日何気なく娘にスタートゥインクルプリキュアの中で誰が一番好きか聞いてみた事があった。

   「えっとぉ・・・きゅあせれぇね!(キュアセレーネ)」と即答。   てっきり主役の赤い髪の子(キュアスター)が１番だと勝手に思っていたがどうやら違うようで、お淑やかで余り目立たない子が好きらしかった。

   理由は１番可愛いからだとか・・・それを聞いていた妻が横から「このコが１番女の子らしい女の子だからねぇ」と説明。なんでも女の子というのは、一度は清楚でお淑やかなお嬢様やお姫様に憧れを持つ時期があるという。お姫様より現ナマの方が好きな妻が言うのだから間違いないだろう・・・娘も女の子らしさに憧れを抱くようになったのか、と娘の成長を感じる事があった。

   それから月日が経ったある日、ウッキウキでプリキュアを観ていた娘に「妹ちゃんの１番好きなキュアセレーネが出て来たよ？」と画面を見ながら言うと、「違うっ！１番はきゅあこすも！(キュアコスモ)」と怒られた・・・あれ？いつの間にか変わってんじゃねぇ？この間までセレーネだったじゃん⁈キュアコスモって語尾に「にゃん♪」とか付ける“大きいお友だち”御用達みたいなキャラじゃないか⁈

   どうやら娘は新キャラにときめくただのミーハーなだけだったようだ・・・

   そう言えば最近、お風呂の時語尾に、〜〜だにゃ。とか、〜〜だぎゃ。とか言っていて、保育園で名古屋弁ブームでも起きているのかと心配していたが違っていたようだ。

   取り敢えず今はキュアコスモにハマっているのは間違いない。なので手始めのプリキュアはキュアコスモに決定。

   このコは気の強そうなツリ目と猫耳が特徴なキャラ。・・・だけど、変身後には顔の横にも尖った耳が・・・ふぁ！？どっちが本物⁈ 猫キャラの宇宙人って設定なのに尖った耳まで付けるなんて・・・反則みたいなキャラだな

   なんて斬新な発想・・・そんな訳でおっさんも見事にハマりましたとさ

   やはりプリキュアは難しい・・・

今の実力では描ける気がしないが、試行錯誤の末３、４頭身のチビキャラならなんとかなりそうだと活路を見出した。

苦肉の策とも言うが、背に腹は変えられない・・・などと尤もらしい言い訳でここはお茶を濁しておくとしよう。

   ペンを入れるとなんとかそれっぽくなってくれた。衣装も特製のサンタコスにして (けっしてコスチュームが描けないからではない) しっかりと色を付けていくと・・・

   個人的には悪くない。が、何というかいまいちしっくりこない・・・何だろうか・・・う〜ん、瞳かなぁ？絵が下手なのはどうしようもないとして、もう少し瞳を可愛く・・・

    よし完成♪

   さぁ、この調子で次のプリキュアに挑戦しよ〜

描いた絵に色を入れてみる

   不慣れながらも少しずつデジタルに慣れて来たのでそろそろ描いた絵に色を付けていこう。

   ここでまた、デジタルの素晴らしさを再認識する。今までクリスマスの絵をアナログで描いていた時は安い３６色セットの水性ペンで塗っていた。けど、年に一回しか使わないしかも水性なので乾燥に弱いため使う度にまだ使えるか確認しながら恐る恐る描いていたのだが・・・

   そんな不安もデジタルなら心配ご無用！   色はほぼ無限にあり、それが使い放題なのだから！   ・・・昔、コピックが高くて買えなかったビンボーなおっさんにはこれ程有難い事はない。使い放題や食べ放題って響きサイコー！

   とまぁ、そんな感動も使いこなせてない時点で宝の持ち腐れなのだが・・・

   さておき、今回はレイヤーごとに下書きを色分けして描き分けて行く。こうするとペン入れする際に判別しやすくなると気付いた

   髪と身体の輪郭と服、３つのレイヤーを重ねてペン入れするとこんな感じ

   あ、顔描くの忘れてた・・・そしてレイヤーを駆使しながらパーツごとに色を付け完成した絵がこちら

   まだまだ未熟さたっぷり残しながらもなんとか完成・・・色々自分の至らなさを感じる事が出来る経験でした。

   そろそろクリスマスまで時間もなくなって来たので次はいよいよプリキュアに挑戦しようと思います。

おっさん十数年ぶりに絵を描く楽しさを思い出す

   iPadでデジタル絵を始めてから仕事や子育ての時間の合間に絵を描く様になって、久々に絵を描く楽しさを満喫しています。

働き出してからまともに描いてこなかったし、下手なので描き上げるまでに超絶時間が掛かる・・・なので描いてる途中の絵を再開しようとするとヤル気がなかなか出ずに、いつのまにか紙と鉛筆すら触らなくなってしまった過去・・・

   けど今は忙し過ぎるはずなのに毎日少しの時間でも絵を描けている。これはデジタルという使い勝手の良いアイテムのお陰だろう

下手なボクは何度も何度も描いた絵を消しては描き直しするのだけど、これをデジタルは１タップで描き直したい所まで戻してくれる。アナログだったら消しゴム掛けも一苦労だし、紙も傷んで黒くなって来る・・・筆圧の高いゴツい手だから何度心が折れた事か・・・

   そんなストレスもデジタルは解消してくれました。

   あと、個人的に目標を明確にした事もヤル気が続いている秘訣なんだと思う。

仕事して帰ってきて家族の食事の準備、妻が保育園の娘と帰ってきて先に帰って来ているお兄ちゃんと皆んなで食事。終わったら皆んなで風呂に入ってボクは少し早めに上がり、妻が回してくれていた洗濯物を干して一息つく。その後妻が子供達を寝かし付けてくれるのでそれから絵を描く。

   １日１・2時間程度だけど、この忙しさが逆にモチベーションを維持してくれている様な気もする

   絵の方もそろそろ女の子を描く練習をしていかなくては・・・先ずは適当な下絵を描いて

ここから必要な線を拾って行こう

あとは顔を描いていけば・・・

完せ・・・脚長っ！？   スプレー缶デカ過ぎっ！！頭部もなんか変だし・・・そもそもシュチュエーションが謎・・・

デジタルに慣れる

   iPad（第6世代）も手に入れ、これでもう余裕っしょ♪   などと浮かれる事もなく描いた自作の絵に絶望を覚えるボク・・・

正直ここ数年、クリスマスの時くらいしか絵を描かなかったので画力なんて大してないがデジタルの描き心地というのも馴れていない。

   レイヤーとか初めての体験でとにかくスゲ〜しか出てこない。今までアタリを消しゴムで消しては描きたかった線まで消してやる気をなくして来たおっさんには画期的だった。

ともかくまずはデジタルに慣れないと。

 適当に下絵となるアタリ描く

コレを上から描きやすい様に色を変えて、なぞる様に描いていく・・・

ばっちりアンパンマンの出来上がり‼︎

   この調子でどんどん頑張ろう♪

イラスト素人のおっさんがクリスマスまでにプリキュアの絵を描いて娘を喜ばせたい

    このブログを始めるにあたって・・・

     クリスマス。  それは子供達にとってサンタさんという最強の存在からプレゼントを貰えるビッグイベント。

我が家ではその日は上のお兄ちゃんと下の妹ちゃんへ、サンタさんのプレゼントと共に下手くそだけどボクが描いた絵も添えてクリスマスを迎えて来ました。 絵の内容も子供達のその時ハマっている物にし、アンパンマンから始まり妖怪ウォッチ、ウルトラマン、ミッキー・・・

   しかし去年、娘が「HUGっとプリキュア」にガチハマりした時、事件は起きました。

                                                      ・・・・・・書けない・・・・・・

    キャラが難し過ぎて描けない・・・フリフリの衣装、フワフワの髪、キラキラの瞳・・・どれを取っても神過ぎて おっさんには無理‼︎前髪パッツンて横一文字じゃねぇの！？

    今まで絵なんて学生時代の授業中、先生の声が耳に入らないくらいガムシャラにラクガキした事しかなかったボク程度の画力では、あんなプリティでキュアキュアな女の子は描ける筈もなかった・・・おっさんめちょっく！

   そして何も描けないまま迎えるクリスマス・・・

子供達は特に気にする様子もなく、妻も「別に無理して毎年描かなくてもいいじゃない。仕事も残業ばっかり続いてるんだし」とフォローしてくれる・・・

   自分でも、もうやめてもいいかな。とか思いながら過ぎて行く日々

   だけど時々、心の片隅で燻って来る未練の気持ち・・・やっぱり描きたい。

ーー描けるようになりたい。

   もう一度だけやってみよう、そう思い直した。   描けないなら練習して描ける様になればいい。でも紙とペンを大量に消費するのも勿体無いしお小遣いも少ないし・・・だったらデジタルだ！今度はデジタルで勝負だぁっ‼︎

   そうしてコツコツと小遣いをやり繰りし、やっとの思いでiPad（第6世代）を購入。初心者にはこれで十分的な事がネットに載っていたので、値段的にも今のボクにはコレが限界だった・・・だがみていろマイファミリー達よ！今度こそプリキュア（スタートゥインクルプリキュア）を描いて娘に「パパすごい！ダイスキ！」って言わせてやるゼ‼︎

   そう意気込みながら大して調べもせずに“アイビスペイント”とかいうアプリを落とし、先ずは何も考えずにペンを走らせる・・・

   プリキュアは果てしなく遠かったーー